金融系エンジニアからwebエンジニアに転職した僕がアピール方法を教えましょう。
最近新卒でも同様ではありそうですが、中途でwebエンジニアになりたいという方が多いように感じます。
その需要もあってプログラミングスクールや動画学習サービスの数が増えていますし、流行っていますよね。
そんな人向けに転職活動時に事前にどのようなことをしていたら評価されるか考えてみました。
この記事を書いている僕は、新卒3年目で金融系エンジニアからwebエンジニアに転職し、その後8年間で3回ほど転職しています。
ただし、採用担当ではありません。あくまで自分が転職活動する上の経験で有効だった。または自分が採用担当なら応募者のここを見たいという目線で書いています。
社内で自分の部下となる予定の求人を募集していた時に、面接やってみる?と聞かれたことは過去に一度あったような気はします。それでもwebエンジニア歴が8年以上ありますし何度も転職して自分が狙ったキャリアアップはそれなりにできているので参考になるかとは思います。
簡単な経歴はこちら。
新卒でなくwebエンジニアに転職したいなら成果物は必須。ベストは自分で開発したサービスをリリースしてユーザを増やす改善を続けている。 次に、動くものがHerokuとかでアクセスできるようになっている。例えばTwitterの簡略版とか。最低限としてはGithubにサンプルコードを上げている。なぜなら・・
— まつしん@Railsプログラマ (@matsushin11)
自分が採用者なら、いくら「やる気あります」と言われても見える「形」になってなかったらやる気の「根拠」とならないから。 やる気あるなら実際にコード書いて何か作ってるはず。仕事終わった後や土日にでも。
— まつしん@Railsプログラマ (@matsushin11)
結論としては記事のタイトル通り成果物にこだわること。
では具体的に成果物って何だ?というのは次から解説して行きます。
Contents
webプログラマとして転職応募時に採用担当にアピールできる成果物とは?
以下3つが上から順に評価の高い成果物となっています。
- オリジナルサービスをリリースして運営している
- Heroku等で動くものが見えるように
- GitHubにサンプルコードをあげる
では、順に説明して行きましょう。
オリジナルサービスをリリースして運営している
オリジナルのサービスをリリースして実際にユーザがついていて、開発も続けている。
難易度は高いですがここまでできていれば、相当評価高いですし会社を選ぶ側のレベルにいるはずです。おそらくスカウトとかもされたりもするのではないでしょうか。
もちろん会社のビジョンや、会社から見てやって欲しいことと自分のやりたいことのマッチングとかはまた別問題です。
Heroku等で動くものが見えるように
ユーザが利用するサービスとまではいかなくて、もうすでにあるサービスの機能を削った簡略版を作る。
例えばTwitterやQiitaとか。ちなみに僕は以前Railsでブクログのコピーアプリを作ったことがあります。
実際にブラウザで動くものがあるだけでも評価は高いと思います。HerokuやAWSを利用してデプロイして、コードはGitHubで管理するのが無難ですかね。
またコピーアプリとはいえ、実際に一通りの機能のあるものを実装するととても良い勉強になります。さらに面接の時にどこが苦労したとか、どこに時間をかけたとか具体的な話ができます。まさに一石三鳥!!作る際にどこにこだわったとかいう話もすると、結構人によって差が出るので面白かったりもします。
詳しくは知らないですがプログラミングスクールでは最終的に、卒業制作でオリジナルのサービスまで作ったりするのではないでしょうか。そこまでするので同様の理由で転職に有利なのではないかと思います。
僕は転職活動するならここまでやっておくのを圧倒的にオススメします。
GitHubにサンプルコードをあげる
最低限としてはGitHubに何かしらのサンプルコードを上げる。
例えばRailsならgemを使ったサンプルコードとか。プログラミングのロジックの問題の回答とかですね。
ちなみに転職は関係ありませんが、昔初めてフリーランスエンジニア になったことろ一度だけ仕事をクラウドワークスで受託したことがあります。
その際僕のGitHubのリポジトリは見て頂いていたようで、他のエンジニアの応募もいくつかあったようですがそこが決め手となったようです。
確かNode.jsで実装した非同期でチャットのみできるサンプルコードでした。
なぜ成果物が必要か?
採用する方は応募者の今の実力とwebエンジニアになるために具体的に何をしてきたかを知りたいはずです。
実力はプログラマとしてはコードを見るのが一番早いです。なので採用者は未経験であろうとコードがGitHubにあれば見たいはずです。むしろ見てくれない会社は怖い気もします。
コードを評価しないということはエンジニアを育てることに力を入れていなさそうで、スキルも伸びづらい感じがします。
そして成果物を用意することのは、webエンジニア になりたいという意思の根拠にもなります。
面接の際とかでも知りたいのは未経験の場合それまでの社会人としての経験より、webエンジニア になるための行動が本当にできているのか。だと思います。
例えば「私はwebエンジニア になるために技術書を読みました」より「私はwebエンジニア になるためにコードをこれだけ書きました。」といってGitHubのURLを事前に伝えていれば本当にwebエンジニア になりたいのだなと明確に見える形で伝わります。技術書を読みましたと言われても本当かどうかわからず説得力もないですよね。。
なので、転職するなら成果物にこだわって自分の目指す働き方ができる会社に転職しましょう!!
ちなみにMENTAにて就職・転職の相談を受けたりもしています。
あと1〜2名までならなんとか相談乗れますので気になったらお気軽にご相談ください。
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今の仕事あんまり楽しくないし、IT業界ってまだまだのびそうだしwebエンジニアになりたいなー。
でも未経験・中途採用で採用担当にアピールするにはどうしたら良いのだろうか・・。