こういったエンジニア歴が浅いもしくはエンジニアを目指している方のために、この記事では僕が実際に仕事で使っているツールを紹介します。
今回はRubymine、VSCode等の実装作業で使うツールは種類が多くなってしまうため、省いています。
またワークスタイルの前提としては2案件担当しており受託(1案件)+常駐(1案件)開発でどちらもリモートになります。このようになってから3年ほど経過しています。
そしてツールを何のために使っているか知ることで、仕事の流れもある程度イメージできるのではないかと思います。さらにはこれからリモートワークしたいけど、どのようなツールを使えば仕事が成り立つのか気になっている方も参考になるはずです。
エディタなどの実装時に使うツールについてはまた別の記事で紹介するかも?
ではツールの紹介に移ります!
Contents
現役webエンジニアが使っているツール8選
主に以下の8つになります!
実装以外の仕事でよく使う主なツール一覧がこちら
・Quiver -> Todoタスク管理
・Remotty -> 社内コミュニケーション
・Slack -> 社外コミュニケーション
・Quip -> 議事録
・Zoom -> オンライン打合わせ
・Zenhub -> 開発タスク管理
・Skitch -> 説明画像
・Sketch -> 画面設計— まつしん@Railsプログラマ (@matsushin11)
それぞれを用途別に分けてみます。
- Slack
- Remotty
- Zoom
- Quip
- Quiver
- Zenhub
- Skitch
- Sketch
それでは個別にざっくり説明していきます。
アプリのリンクがあればそれぞれ貼っていますが基本的にはMac上で利用しています。
チャットツール①「Slack」
言わずと知れたチャットツール。以前はエンジニアが主に使っていた感じですが、今や非エンジニアでも使われ始めている印象です。
使い方としては週の半分ほどお客さんのSlackにリモート常駐のような形で入らせてもらっています。
で、開発タスクについての質問の確認依頼(質問自体はissueに記載)や相談、コードレビューの依頼だったりとお客さんの社内のエンジニアやディレクターの方とのコミュニケーション全般を行っています。
またJenkinsからデプロイした際、サービスがエラーになった際のSentryの通知、メトリクス監視のDatadogのアラートとも連携をしていてチャネルに通知されるように整備されています。便利!
ちなみに以前、Slack上でNEMを送金できるTipslackの導入方法の記事も書いています。
リモート常駐というスタイルはこれから増えていきそうだな
チャットツール②「Remotty」
こちらもチャットツールなのですが社内用です。
社員の大半が全国に散らばっているためバーチャルオフィスのような位置付けとなっています。
使い方としてはこちらは毎日朝から晩までログインしており、通常は先ほどのSlackの方にログインしている際も何か質問があれば回答できるようにRemotty側にもずっと居るようにしています。
Slackとの一番の違いは顔写真が定期的に撮影されて表示されること(※非表示にもできる)です。
理由は社員がちゃんとPCの前にいるかチェックするためではなく、相手の様子がわかるとオフィスと同じように声をかけやすくなります。
また無料で多くの機能が使うことができ、課金すると広告を非表示にしたりGoogleカレンダーとの連携等の便利機能が使えるようになります。
ビデオ会議ツール「Zoom」
リモートでは特に大事なビデオ会議ツール。
打ち合わせや、実装していていちょっとわからない時の相談の際に利用しています。
他のツールとしてはSkypeやAppear.inやGoogleハングアウトがあり色々試した結果最終的にZoomに。一番通信が安定している気がします。
無料ですとグループミーティングは40分までと制限は少しありますが、画面共用や録画、さらにはなんと100人まで参加できちゃいます。
文書管理ツール「Quip」
Google Docsに似た文書やスプレッドシート管理ツールです。文書をマークダウンで書けます。
無料の体験版もあるようですが価格としては5名のチームで月額30ドルとなっています。
主な用途としては、Zoomを使っての打ち合わせの際に議事録をリアルタイムで取るために利用しています。
メモアプリ「Quiver」
テキストはもちろん入力できるのですが、それ以外にCode、Markdown、LaTeX、Diagramの合計5種類をCellという枠組みを用意することで記述していけます。
Markdownを扱えてリアルタイムでプレビューができるのが良いです。
少し前までKobitoを使っていたのですが、2017年末にユーザサポートが終了したということでやっと最近移行しました。
サポートが終了したためKobitoからQuiverに移行完了!!
移行スクリプトがあったので簡単にできた🤤
でもUIは前のが良かったな・・。まあ使っているうちに慣れるでしょう。
明日からToDoタスク管理はQuiverで行うものとする。— まつしん@Railsプログラマ (@matsushin11)
価格も1200円買いきりなのですが、無料との違いはアプリの右下に「Free Trial」の表示が消えるだけ。
なので僕は無料で使っています。まだKobitoから移行してから1 週間経っていませんが少し操作性は違いますがほぼKobitoと似たような感じで使いやすいです。
主な用途としてはプロジェクト毎のメモや毎日のTodoタスク管理、定期的な振り返りのメモとして使っています。
毎朝仕事だけでなくプライベートも合わせてチェックリストを優先順位順に作って、終わったらチェックしていくようにしています。
また開発タスクに取り掛かる際に大きめのタスクであればタスクばらしをするのですが、その際のチェックリスト作成にも利用しています。
タスク管理ツール「Zenhub」
GitHubの拡張ツールになります。導入することでタスクボード(カンバン)機能が使えるようになりアジャイルらしさを組み込めるようになります。
なのでTrelloとも似ていますね。追加機能の詳細はこちらの記事を参考にしてもらうと分かりやすいです。無料ではなく月額で1ユーザで5ドルかかります。
主な用途としてはタスクボードなのでチームでの開発タスク(issue)の管理になります。例えば「Sprint Backlog」「In Progress」「In Review」「Closed」のようなレーンを置き、タスクの進捗に合わせてissueを配置するレーンを移動させます。そうすることによって一目でタスクの状況がどうなっているのか分かりやすくなります。
あと細かいところで誰が着手しているのかわかるようにissueのAsigneesを設定したり、いつリリース予定のタスクかわかるようにMilestoneを設定したりもしています。
ただ少し前に似たようなタスク管理ができるgithubのProject機能が強化されましたので、無料で使えるのでこれからはこちらの方が良いかもしれません。
キャプチャツール「Skitch」
撮影した写真やスクリーンショットに文字や図形を手軽に書き加えることができるツールで、無料で使えます。
モザイク機能でさっと人の顔や文字を隠せるのも嬉しいです。
操作が簡単かつ便利なので重宝しているのですが主な利用用途としては、画面の見た目や仕様の確認になります。
例えば新しい画面の実装を行なった際に、機能を作りきってしまう前にだいたいこんな画面になりますよと見た目だけ先に実装してキャプチャを取ります。
で必要なら注釈をつけてissueに添付した上でディレクターの方に先に確認してもらう。ということはよくあります。
UIデザインツール「Sketch」
UIデザインを作る上で有名なツールですね。多機能な上にサクサク動いて使いやすいです。
その分年で99ドルと他のツールに比べると少しお高めではあります。 主な利用用途としては、画面のワイヤーフレーム作成によく使います。
例えば新機能を実装する際に、複数画面で画面のどこに何を配置するかが分かる程度でざっとワイヤーフレームとして作ります。
で、お客さんに見てもらって認識を合わせるような流れです。Skitchで撮ったキャプチャを貼りつけて利用することもよくあります。
あと僕は試したことがないのですがモックアップ作成ツールのProttと連携したプラグインもあるようです。
まとめ
少しでも参考になったでしょうか?メジャーなツールも多いですがマイナーなものもいくつか使っているかと思います。
ですが、僕もまだまだ知らないツールも多いと思いますので他の人がどんなツールを使っているのか知りたいです。
なので自分はこんなのを使っている!!とかあれば是非記事をツイッターでコメント付きでシェアしてもらえると嬉しいです。
経験の長いエンジニアはどういったツールを使って仕事をどのように進めている、そして効率化させているのだろうか?