これはギルドワークス Advent Calendar 2019 の20日目の記事となります。
2018年12月からジョインさせてもらって今も続けて仕事をしているThe Agile Guildでやってきたことや良かったことをまとめてみます。
フリーランスになった2018年11月の翌月からジョインしています。
Contents
本記事の対象者
- The Agile Guildが気になっていて参加者の声を聞きたい人
- フリーランスまたは会社員の副業としてチーム開発がしたい人
TAG(The Agile Guild)とは?
2018年7月にギルドワークス株式会社の代表の市谷さん(@papanda)によって発足された「任意団体」になります。なので「会社」でも「組合」でもないです。
プロジェクトの度にパーティ(チーム)を作って開発を行っており、フリーランスや会社員の副業でも参加することができます。
ドラクエでいうルイーダの酒場のようなイメージだそうです。
詳細はこちらの資料を見てもらうのが良いです。
TAGでやっていること
以下の2つを仕事として行っています。
- 企業のエンジニア向けにRails、Vue.jsでのモブプロや講師業
- チーム開発のメンバーの一員として受託開発(Rails x Nuxt.js)
チーム開発としての流れとしては毎週開発定例があり、その際に1週間で開発した内容を動くもので成果を見せます。その際にフィードバックをもらいそのあと次の1週間のタスクが割り当てられます。で、また次の週の開発定例で開発したものを見せるという流れです。
なので毎週が納期という気持ちで開発をしています。
コミュニケーションはSlackで行い、開発定例等でオンラインで集まる際はzoomを使います。あと週1回チーム振り返りを実施しています。
また数ヶ月に1回はリアルに集まって合宿を行ったりもしています。
チームとしては6,7名ほどでそのうちギルドワークス社員の方は2名おり顧客との折衝やマネジメント、運用の部分等でリードしてもらっています。
TAGにジョインした経緯
思い起こすと一番最初に7、8年前くらい(だったっけ?もっと前だったかも??)DevLove関西というコミュニティのイベントに何度か参加していたことがきっかけになります。
その際にテーマがチーム開発についてやプロジェクトの進め方についてだったりですごい面白いなー。と感じた覚えがあります。
で、そのコミュニティの主催やファシリテーションをTAG発起人の市谷さんやギルドワークスの中村さん(@yohhatu)らがされていて、この方々は要注目だなと動向を追っていたというのとイベントに参加して学んだことを仕事で活かしたいと考えていました。
なのでギルドワークスのカンファレンスに参加したりもしていました。
そして誰でも参加できるような団体を作ったというニュースを2018年に聞きつけこれはフリーランスになったら必ず参加せねば!!ということで問い合わせしました。
チームビルディングやプロジェクトマネジメントに興味があるので、理念としてのプロジェクト毎にチームを作ることや、自分たちでルールを作っていくところやマネージャーの方がアジャイルな開発におけるマネジメントが上手という所もマッチしていたのではないかと思います。
学んだこと・良かったこと
次に参加して実際に学んだことや良かったです。
- チームビルディングやプロジェクトマネジメントの色々な手法を体験できた
- 技術力の向上
チームビルディングやプロジェクトマネジメントの色々な手法を体験できた
とにかく今まで経験したことがない手法を身を持って体験してどのような効果があるのか知れたのが大きいです。
例えば「ファイブフィンガー」「ドラッガー風エクササイズ」「ワーキングアグリーメント」「 ユーザーストーリーマッピング」等です。
どれもいつか自分で真似して実践しようと思いながら参加しています。
なんせリードして実施する方が上手くファシリテーションしてくれているのでその辺りの技術も盗んでいきたい。
そしてその結果として素早くチームとして改善を繰り返しながら開発が進み、顧客も満足してくれているのを感じています。
技術力の向上
今まで2案件参加したのですが、どちらもシステムとしては骨組みはできていました。
なのでジョインした際に今まで知らなかったコードの書き方や技術があったりしたので学びが色々ありました。
例えばRailsのGemのActive Interactionを使っていたりとかです。
あと今までNuxt.js(Vue.js)で仕事としてコードを書いたことがなかったのでこの辺りは飛躍的にレベルが上がった感じです。
さらには、AWS周りも勉強のためプロジェクトで使われている環境を一から構築し直したりすることでインフラの知識も多少増えました。
良くなかったこと
あんまりないのだけど、強いてあげてみます。
案件によるのだろうけど、開発定例はお客さんは参加しないのでお客さんとどのような話をしているのかや温度感が伝わりずらいです。
これに関しては一度お客さんとの打ち合わせをzoomにて音声と画面共有されたものを見てこちらからはアクションしないラジオ参加をさせてもらったので、なんとなく雰囲気がわかりました。
ただもちろんチームに貢献してメンバーに喜んでもらうのも嬉しいのですが、やはり直接お客さんと話して一緒に課題を解決していきたいというのもあります。
この辺りは自分のスキルの問題でもあるので、今後の課題として考えています。
TAGに向いている人とは?
ジョインして1年ほど経過した中で自分なりに思う向いている人を上げてみます。
- チームで開発したい人
- マネジメントを学びたい人
- リモートで仕事をしたいかつセルフマネジメントができる人
- 自分から積極的に改善していきたい人
こんな感じでしょうか。
逆に向いていないのは、セルフマネジメントが苦手で受身な人、かなと思います。
なぜなら最初は特に信頼してもらうために自分が今何をやっていてどこまで進んでいるとか状態を見える化する必要がありますし、困ったら早めに自分からアラートを出さないとチームのメンバーは気づくことができないです。そして基本リモートなのでオンラインでの見える化は少し難易度が上がります。
最後に
今の所学ぶことが多くジョインできて良かったと満足していますし、他の人にもオススメできる団体だと感じています。
チーム開発やアジャイル開発でのマネジメント手法に興味がある人はたくさんいると思うので多くに人に知ってもらいたい。
TAGに興味があってもっと詳しく知りたい人はTwitterでDMまたはブログから問い合わせをしてもらえればと思います。
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